バイクの状態を維持するためには、定期的な点検が不可欠です。
バイクを長く乗り続けるためには、以下の点にも注意する必要があります。
日ごろのメンテナンス
まず、洗車を定期的に行うことが重要です。
バイクが汚れたままだと、キズやサビをつくる原因となるため、丁寧に洗ってキレイに保ちましょう。
また、フルカウルの場合は、サイドやアンダーカウルを外してエンジンまわりまで確認しながら洗車することをおすすめします。
アパートなど場所によっては水が使えない場合は、拭き掃除でもいいでしょう。
バッテリーの管理
長い間乗らなかったり、冬場にそのまま放置しているとバッテリーは上がってしまいます。
乗らない期間が長い場合は、バッテリー充電機があると便利です。
バッテリーは2~3年が交換の目安とされています。充電しているのにすぐにバッテリーが上がってしまう場合は寿命と思っていいでしょう。
保管方法は重要
バイクを保管する際には、雨水や風の影響でサビやキズのリスクが高まるため、室内保管が望ましいです。
しかし、ほとんどの場合、屋外での保管になると思いますので、雨ざらしにせずカバーをかけるなどの方法で保管しましょう。
これにより、バイクの劣化を防ぐだけでなく、防犯効果も期待できます。
日常点検
日常点検も大切で、タイヤの状態やエンジンオイルなど、簡単に確認できる部位は頻繁に点検をしましょう。
タイヤの空気圧はもちろん、エンジン周辺からオイルが漏れていないか、滲んでいないかをチェックすることも重要です。
洗車の際に行うと効率的に行えます。
プロによる定期点検も
さらに、バイクの法定点検は12カ月ごとに行うことが決まっていますが、6カ月ごとに点検することがおすすめです。
中古の場合、乗り始めは問題なかったとしても、6ヶ月も経過すると消耗部品の劣化やズレが出てきたりします。
それらを直すことで乗りやすくなりますし、バイク自体の寿命も延びるでしょう。
6ヶ月点検にかかる費用は5,000~10,000円ほどで、部品交換が必要な場合、プラスで部品代や工賃代が別途加算されます。
最後に、セルフメンテナンスでできることは限られていますが、常にバイクを洗車してキレイにしておきたいところ。
それ以外の部分はバイク整備のプロに点検を依頼することも有益です。
このように、日頃からバイクをしっかり管理することで、中古バイクの寿命を延ばすことができます。