原因
バイクのエンジンは高温になるため、水分が蒸発しやすくなります。そのため、雨や洗車などで水がかかると、水垢が付着しやすくなります。特に、長期間メンテナンスが行われていない中古バイクでは、水垢がひどく付着していることが多いです。また、バイクの使用環境によっても水垢の付着具合が変わってきます。海沿いの地域では、塩分の影響で水垢が目立つことがあります。このように、バイクの使用状況や管理状態によって水垢の付着具合は大きく変わってくるのが特徴です。
必要なアイテム
水垢を落とすためには、ケミカル剤を使用するのが効果的です。必要なアイテムは以下の通りです。
- さび落とし剤
- 金属磨き用コンパウンド
- 金属用仕上げコンパウンド
- ナイロン不織布スポンジ
- ウエス
- 脱脂剤
- 耐熱性クリアー塗装またはシリコンオイル
- マスク
これらのアイテムを用意すれば、水垢だらけのエンジンもピカピカに磨くことができます。特に、さび落とし剤と金属磨き用コンパウンドが水垢の除去に効果的です。また、仕上げ用コンパウンドを使うことで、より滑らかな仕上がりが得られます。
直し方
水垢だらけのバイクのエンジンを綺麗に磨く方法は以下の通りです。
- まずはマスクをして、安全に作業できる環境を整えましょう。
- スチールウールのたわしやサンドペーパーを使って、エンジン全体の汚れを落としていきます。この時、金属ワイヤーブラシは使わないようにしましょう。
- さび落とし剤を使って、残った水垢やさびを取り除きます。
- ナイロン不織布スポンジを使って、細かい隙間の汚れも丁寧に落としていきます。
- 金属磨き用コンパウンドを使って、エンジンの表面を磨き上げます。
- 金属用仕上げコンパウンドを使って、最終的な仕上げをします。これにより、より滑らかな仕上がりが得られます。
- 脱脂剤を使って、古いクリアー塗装を取り除きます。
- 最後に、耐熱性クリアー塗装やシリコンオイルを塗布して、エンジンを保護します。
この作業を丁寧に行えば、水垢だらけだった中古バイクのエンジンも見違えるほどきれいになるはずです。ただし、作業中は金属粉が飛散するため、換気の良い場所で行うことが重要です。また、水滴が残らないよう十分に拭き取ることも忘れずに。
このように、ケミカル剤を使えば、水垢だらけのバイクのエンジンも簡単にピカピカに磨くことができます。中古バイクを購入した際は、ぜひこの方法を試してみてください。