ホンダCB250Fのプロフィール
ホンダCB250Fは、フルカウルスポーツモデルのCBR250Rのネイキッドバージョンとして2014年8月に販売されました。
CB250Fはフレームやエンジンなど主要パーツはCBR250Rと共通ながら、シャープなデザインのストリートファイターモデルです。
エンジンは、ホンダ独自の技術であるPGM-FI(電子制御燃料噴射装置)を採用し、燃費の向上やエンジンのパワフルな走りが実現されています。
また、6速マニュアルトランスミッションを搭載し、高速道路などの長距離ツーリングにも適しています。
スタイリングは、クラシックなスタイルを基調としたデザインで、シンプルで洗練された印象です。
さらに、LEDヘッドライトやデジタルメーターなど、最新のテクノロジーも搭載されており、安全性や快適性も高められています。
その後、カラーチェンジと2016年モデルにスペシャルエディションが設定されますが、平成28年排出ガス規制をクリアせず、2017年モデルが最終となりました。
なぜ売れなかったのか
広告であまり謳われなかったことと、大人しめのスタイリングやカラーにあったようです。
また、競合車種(NinjaやYZF)と比べて人気があったとはいえず、その傾向が現れたものと予想されます。
ホンダCB250Fのインプレッション
高速回転でもストレス無しに回る、楽しめる単気筒です。
昔のバイクにありがちな低速でのギクシャク感がなく、乗り心地は悪くありません。
単気筒のバイクにしては振動が少なく、純正マフラーでも中々いい音がします。
軽量なので取り回しがとても楽です。クラッチが軽く、ギアもスムーズに入るため、初心者でも乗りやすいバイクといえるでしょう。
人気が無かったせいか台数が少ないため、他の人とかぶることも少なく、見た目もインパクトがあると思います。
また、ニーグリップがしやすく、フロントを15チェーンにするととても乗りやすいです。
燃料タンクは13リットルあり、5000回転以上キープして走ると結構、速く走れます。
さらに、低速、低回転からもトルクがあり、山道やカーブでも安心して走ることができるのもポイントでしょう。
デメリットとしてはノーマルだと硬いサスペンションとシートです。特にシートは硬くて食い込んでくるのでゲルマットは必須。
ただ、万能で乗りやすく、普段使いから高速まで卒なくこなしてくれるので、長い間付き合えるバイクです。